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地球は暴走温室効果の瀬戸際

地球は暴走温室効果の瀬戸際

全ての生命は他の生命によって生かさ



全ての生命は他の生命によって生かされている。


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すべての生物は他の生物によって生かされている、

この関係は人間に於いても例外ではない。

これまで人類はどれだけの生命を絶滅させてきただろうか。

この生物がこのガイアのなかで、

何の役割を担っていたかを知らずに

人の害になるからとか、

人に必要だからとかで駆り立てられ殺され絶滅させられた、

あるいは森林の消滅により

人がその事に気が付かないまま

ひっそりと絶滅していった生命は数知れないだろう。

この生き物たち生命は資源ではない。

その生命の世界において不必要なものは何一つない、

全ての生命にはそこに存在している理由と意味がある。

どれ一つ欠けても完全では無くなるし、

それはやがてその生態系全体へと影響を与えてくる。

それ無くして生きてゆく事が出来ない、

必要不可欠な我々のからだの

一部と同じものだともも言えるものなのだ。



我々人間のどの臓器や器官が悪くなってしまっても、

病気になってしまったり、

色々不都合なことが起きてくるように、

森林が無くなったら、

植物が無くなったら昆虫が居なくなったら

土壌中の微生物が居なくなったら、

様々な不都合なことが色々起こってきて、

我々は生きてゆく事が出来なくなる。

彼らは我々が生きてゆく上において必要不可欠な、

外部にある臓器であり器官とも言えるものなのだ。

私達はこの地球すなわちガイアに

生かしてもらっていることに気づくべきだ、

人類が誕生して数百万年

ガイアはかなりの悪童だった人類を暖かく包んでくれた、

そして成長して人類は青年になった現在、

ガイアは人類に大人としての自覚を求めている。



これまでのような勝手きままなな生活は

もう許してくれないのだ。

この無数ともいえる仲間達のなかで自分の役割を探し、

それによって生きることを彼女は望んでいる。

そしてその仲間の一員として生きる事を望んでいる。

それ以外に私達が生きる道は存在しないし

人はその無数の生命の織りなす

生命共同体社会の中でしか生きてゆくことは出来い。

その社会のなかに自己の役割を見付け

それによってその社会から分配を受け、

それによって始めて生活し生きて行ける。



ただ現在の人類のしていることはその生命の社会から、

腕力にまかせ強引に強奪しているといったほうが正確だが、

このような生き方が長続きしないことは明かである。

そのためか人類はこの地球の生命協同体社会から

強烈なしっぺ返しを食っている。

他の生命たちが、

自分の部所を守り慎ましい生活をしているように、

一刻も早く人類も自身の真の生活場所を早く見付け、

この地球の生命協同体の一員となり生きて行く以外道はない。



いま在る私達はこの地球上に住む全ての生き物たちに導かれて、

人として存在できるのだということを知るべき、

いま在る私達は過去に生きた全ての生命の思いと、

その屍のうえに存在することを知らなければならない。

私達は過去に生きた全ての人々、

その他の全ての生命、

過去四十億年生き続けてきた無数の生命の遺産、

そしてただ一つの希望なのだ。

人のこれ迄の生き方農業も牧畜業もそして工業も、

ガイアが我々を導こうとしている真実の道ではない。





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